抗菌化学療法指導医更新のための教育企画(地域セミナー)開催について
2023年5月
教育企画(地域セミナー)開催は、抗菌化学療法指導医更新のための必須項目となっています。開催要領は下記をご覧ください。
また、よくある質問につきまして、Q&Aを作りましたのでご参照ください。
開催要領 よくあるご質問(Q&A)
企画の位置づけ
- 「本学会の教育資材などを用いた教育企画の開催(5単位)」と位置づける。
- 公益社団法人日本化学療法学会 抗菌化学療法認定医・指導医認定制度施行細則の「指導医の更新時のみ必須」の対象となる項目に位置づけられ主催者に5単位が付与される。
開催場所・日時・参加費の徴収
主催者の裁量で決定する。
開催方式
- 地域セミナーは1回2時間を原則とする。
- 質疑応答しやすい環境に配慮し時間を十分にとる。
- 参加人数を多くしないことで参加者と講師の間の双方向性の高い場を提供する。
- 各地域でも無理なく参加できる場を提供する。
- 地域でのネットワーキングに寄与する。
- 主催者は原則として申請する指導医本人であること(製薬会社主催の研究会は認められない)。
- 受講者は原則として医療従事者あるいは医療系学生に限る。
講師・司会
- 日本化学療法学会の抗菌化学療法指導医が講師・司会のいずれかを務める。※
- 同一日程で複数の指導医による共同開催ができる。
- 化学療法学会から助成金を受けて開催される講習会を実施する場合には世話人としての関与のみでも地域セミナー実施の単位申請を承諾する。
※抗菌化学療法認定制度審議委員会において、「企画・運営(世話人等、含む)」の貢献内容が不明であるため、地域セミナー実施(担当)として承認されるには、講師あるいは司会のいずれかを務めることが求められる、と改訂することになりました(2024年8月1日以降の申請より適用)。
講義内容
- 教育資材は日本化学療法学会の抗菌薬適正使用生涯教育テキストなどを講義資材とする。
- 講義を原則とするが、学会提供のビデオ上映でも可とする。ただし、参加者との質疑応答の時間を十分にとる。
- 参加者にはセミナー内容の評価目的でアンケートを受けていただく(アンケート用紙様式)。
指導医の認定更新要項としての獲得単位
- 指導医は認定期間中に5年で少なくとも2回を主催し更新の必須要件とする。
- ただし、指導医資格を有する審議委員については、認定期間中に中央のセミナーで少なくとも1回司会または講師を務めていれば開催を免除する。
参加者の獲得単位
参加者(医師・歯科医師)には抗菌化学療法認定医・認定歯科医師・指導医制度の「指導医が開催する地
域セミナー出席」として2単位が付与される。
但し、抗菌化学療法指導医の単位取得については、開催単位との重複取得は認められない。
審議委員会への申請・報告など
- 開催を希望する指導医は、審議委員会宛に1ヶ月前までに申請を行う(申請用紙様式参照)。
- 複数の指導医による共同開催を認める。
- 開催した指導医は、開催後に報告書を提出する(報告書様式参照)。
- 報告書の提出にあたっては、参加者からのアンケートの結果を解析してセミナーの自己評価を行うか、集計・解析にいたらない場合でも、参加者からの意見を自由記載で聴取する。いずれの方法であっても、セミナーの問題点を抽出し次回以降の開催時の改善点の具体案を添えて審議委員会に提出する。
※申請書、報告書、アンケートの各用紙は所定の書式をダウンロードしてください。
※報告書の提出後に開催単位付与となります。開催後は速やかに報告書等の提出をお願いいたします。
新旧対照表
講師・司会
旧 | 新 |
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お問い合わせ先・送付先
抗菌化学療法認定医認定制度審議委員会 宛
事務局まで書類を郵送してください。
最終更新日:2024年8月22日