日本化学療法学会

学会概要・学会賞

上原感染症・化学療法研究奨励賞

2024年度に募集は終了いたしました。

研究奨励賞の趣旨

感染症およびその化学療法又は病原微生物に関する研究において優秀な研究業績を挙げ、今後とも研究の発展を志している研究者に対して賞状および助成金を授与することによって、研究者の育成と医学の振興に寄与することを目的とし設定されました。

歴代受賞者一覧

回・年度 受賞者名(所属)・タイトル
第1回
('16年)
鹿山 鎭男(広島大学大学院医歯薬学総合研究科 細菌学教室)
ステルス型を示すカルバペネム耐性菌の耐性メカニズム
第2回
('17年)
河野 正充(和歌山県立医科大学耳鼻咽喉科・頭頸部外科)
肺炎球菌の宿主間の伝播におけるボトルネック効果の解明
第3回
('18年)
賀来 敬仁(長崎大学大学院医歯薬学総合研究科病態解析・診断学)
重症感染症ならびに抗菌薬投与による腸内microbiomeの変化と乳酸菌製剤の効果
第4回
('19年)
定平 卓也(岡山大学病院泌尿器科)
尿路感染症分離菌の次世代シーケンサーによる網羅的解析・多元的解析と病態制御への応用
第5回
('20年)
佐藤 和秀(名古屋大学高等研究院病態内科学講座呼吸器内科)
近赤外を用いた光抗菌療法
第6回
('21年)
中南 秀将(東京薬科大学薬学部病原微生物学教室)
MRSAの感染症対策に貢献するバイオマーカーの解明と臨床応用を目指した基盤研究
第7回
('22年)
青木弘太郎(東邦大学医学部微生物・感染症学講座)
「早期抗菌薬適正使用に資する高速かつ網羅的な血流感染症診断法の開発」
第8回
('23年)
川筋 仁史(富山大学学術研究部医学系感染症学講座)
「唾液中薬物濃度モニタリング(STDM)の確立による抗微生物薬個別化投与の新展開」
第9回
('24年)
鴨志田 剛(京都薬科大学微生物・感染制御学分野)
「相変異を起点としたヘテロ耐性による新規薬剤耐性化メカニズムの解明」
第10回
('25年)
川元 康嗣(長崎大学病院検査部)
「緑膿菌感染症の適切な治療薬選択の確立に向けた次世代シーケンサーによる薬剤耐性遺伝子検出法の開発」
最終更新日:2025年7月9日New
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