(2022年12月14日 掲載)
バンコマイシン治療において、慣れ親しんできたトラフ値はもはや限界であり、時間濃度曲線下面積 (AUC)をガイドとした投与設計が推奨されています。抗菌薬TDM臨床実践ガイドライン2022に先行して発表したAUC評価のためのソフトウエアも、バージョンアップ(ver. 3.0)し、小児への対応も可能としました。
なお、本versionより入力データを蓄積し、今後の投与設計最適化に活用させていただきたいと考えています。登録施設は特定できませんので個人情報は守られ、倫理委員会(ワーキング施設)の承認も受けていますので、今までと同様に本ソフトウエアをご活用下さい。
日本化学療法学会 抗菌薬TDMガイドライン作成委員会
委員長 木村 利美
日本化学療法学会 TDMソフトウェア開発ワーキンググループ 委員(敬称略)
- 尾田 一貴 熊本大学病院 薬剤部・感染制御部
- 木村 利美 順天堂大学医学部附属順天堂医院薬剤部
- 庄司 健介 国立成育医療研究センター 生体防御系内科部 感染症科
- 松元 一明 慶應義塾大学薬学部 薬効解析学講座
- 川村 英樹 鹿児島大学病院 感染制御部
- 茂見 茜里 鹿児島大学病院 薬剤部
バンコマイシンTDMソフトウェア PAT
(2022年12月14日更新)
Webセミナー:バンコマイシンにおけるTDMの新時代到来
~トラフからの脱却、やるなら今でしょう!~
ガイドライン発表後すぐにAUC評価を活用できるよう、すでに本学会のホームページからソフトウエア「PAT」をdown loadできるようにしています。さらにAUCガイドを深く知り、馴染んでいただけるよう、本webセミナーを企画いたしました。
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最終更新日:2022年12月14日