(2022年11月8日 掲載)
現在、国内で多くの抗菌薬が供給停止や出荷調整となっております。その原因のひとつとして、原薬を含めて海外に製造の依存度が高いことが考えられます。これは危機管理の面においても重要な問題であると考えられ、これまで日本化学療法学会を含む感染症の関連学会は「抗菌薬の安定供給に向けた 4 学会の提言」、「抗菌薬の安定供給に向けた提言」を厚生労働省大臣に提出させていただき、国内での生産体制の整備を要望してきました。
この度、経済安全保障推進法に関連して、特定重要物資指定の対象として医薬品が対象となる動きがありましたので、日本化学療法学会は抗菌薬、特にカテゴリAに指定されたKey drugsを対象に加えて頂くように、下記の提言を加藤 勝信 厚生労働大臣に提出させていただきました。
会員の皆様におかれましては本学会の活動内容にご理解いただき、引き続きご支援いただければ幸いです。
公益社団法人日本化学療法学会
理事長 松本 哲哉
抗菌薬の経済安全保障推進法 特定重要物資指定と安定供給に向けた提言 (PDFファイル 264KB)
最終更新日:2022年11月8日