論文名
JAID/JSC感染症治療ガイドライン2015―腸管感染症―
委員会
一般社団法人日本感染症学会、公益社団法人日本化学療法学会
JAID/JSC感染症治療ガイド・ガイドライン作成委員会
腸管感染症ワーキンググループ
- 委員長
大西健児 - 委員
相野田祐介、今村顕史、岩渕千太郎、奥田真珠美、中野貴司
緒言
腸管感染症は、その患者数の多さから、我が国のみならず世界的に重要な感染症である。原因病原体は細菌、ウイルス、寄生虫、真菌など多岐にわたるが、免疫が正常な人では細菌とウイルスが主流で、寄生虫症患者も時に医療機関を受診する。これらの病原体には効果的な薬剤が存在するものもあるが、その使用法は個人あるいは施設によって様々である。
今回、腸管感染症のガイドラインを作成したが、このガイドラインは、あくまで標準的かつ妥当と考えられる治療法を示したものであり、臨床現場における治療法を規定したり制限するものではない。臨床現場で腸管感染症患者の診療に従事する際に、参考になれば幸いである。
JAID/JSC感染症治療ガイドライン2015―腸管感染症―(PDF 570 KB)
日本化学療法学会雑誌 Vol. 64, 2016年1号(1月) p.31~65
最終更新日:2016年2月1日