日本化学療法学会

委員会報告・ガイドライン

レジオネラ感染症―臨床診断法を中心に―

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 2006年に発足した日本化学療法学会レジオネラ治療薬評価委員会ではこれまで、国内で発症したレジオネラ症とその治療概要、並びに分離菌株を集積して今後のレジオネラ症臨床のさらなる向上に資するための活動を行って参りました。さらに、活動の一環として、得られた情報を近隣諸国の臨床に提供する国際協力を展開することとし、まず中国におけるレジオネラ症診療の現状を検討するため2010年6月30日と7月1日の2日間、中国瀋陽市のChina Medical Schoolで第1回中国(瀋陽)レジオネラワークショップを開催致しました。その際、レジオネラ症の診断法に関するDVDを中国語で作成致しましたが、その内容については非常に評価が高く、日本語版を要望する声が多く集まりました。そこで、本委員会では、DVDの内容を基に日本語版を作成することとし、理事会の承認を得たのちに作成を開始致しました。今般、ようやく完成いたしましたので、その内容をホームページ上に掲載します。わが国の先生方や関係者の皆様にご利用いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
 わが国のレジオネラ臨床の向上に資するための本委員会の活動に全面的にご協力いただきました各医療機関の方々、賛助会員として経費をご寄付いただいた多くの製薬企業、そしてご協力、ご示唆をいただいいた各方面の皆様にこの場を借りまして心より御礼申し上げます。
 今後とも皆様のご支援とご協力をお願い申し上げます。

2011年10月

レジオネラ治療薬評価委員会
委員長 渡辺  彰

※本動画に音声はありません

最終更新日:2016年1月29日
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