日本化学療法学会

委員会報告・ガイドライン

術後感染予防抗菌薬適正使用のための実践ガイドライン(Summary)

術後感染予防抗菌薬適正使用に関するガイドライン作成委員会
公益社団法人日本化学療法学会/一般社団法人日本外科感染症学会

(2016年4月15日 掲載)

 本ガイドラインは、日本化学療法学会と日本外科感染症学会のconsensus statementである。ガイドラインを活用する対象としては、当該手術を行う領域の外科医に加え、病院内のantimicrobial stewardship programに従事し、予防抗菌薬の適正使用を推進する側のICTを想定した。
 ガイドラインを作成するにあたっての基本姿勢は、欧米のガイドラインを踏襲したものでなく、日本で活用できる実際的な勧告を行うことである。エビデンスを重視しながらも、日本での実際の予防抗菌使用状況をある程度考慮して勧告を行った。ICTのメンバーがこのガイドラインを活用し、外科への介入を進め、多くの施設で予防抗菌薬適正使用の啓発活動が推進されることを期待する。

術後感染予防抗菌薬適正使用に関するガイドライン作成委員会

日本化学療法学会

  • 委員長
    竹末 芳生(兵庫医科大学感染制御学)
  • 委員
    岸本 裕充(兵庫医科大学歯科口腔外科学)
    久保 正二(大阪市立大学大学院肝胆膵外科学)
    坂本 春生(東海大学医学部付属八王子病院口腔外科)
    鈴木  崇(愛媛大学医学部眼科)
    高橋 佳子(兵庫医科大学病院薬剤部)
    橋本 昌樹(兵庫医科大学呼吸器外科)
    保富 宗城(和歌山県立医科大学耳鼻咽喉科・頭頸部外科)
    松下 和彦(川崎市立多摩病院整形外科)
    三鴨 廣繁(愛知医科大学臨床感染症学)
    山田 浩司(関東労災病院整形外科・脊椎外科)
    山本 新吾(兵庫医科大学泌尿器科)
    柚木 靖弘(川崎医科大学心臓血管外科)

日本外科感染症学会

  • 委員長
    真弓 俊彦(産業医科大学医学部救急医学講座)
  • 委員
    岡  正朗(山口大学)
    北川 雄光(慶應義塾大学医学部一般・消化器外科)
    小西 敏郎(東京医療保健大学医療栄養学科)
  • 実務委員長
    福島 亮治(帝京大学医学部外科)
  • 実務委員
    尾原 秀明(慶應義塾大学医学部外科)
    小林美奈子(三重大学大学院先端的外科技術開発学)
    武田  茂(山口大学大学院消化器・腫瘍外科学)

ホームページ掲載版

【脳神経外科および眼科】術後感染予防抗菌薬適正使用のための実践ガイドライン(追補版)(PDF 528KB)

日本化学療法学会雑誌 Vol. 68, 2020年3号(5月) p.310~320

※フルテキスト(サマリー+解説)は、日本化学療法学会雑誌第64巻2号および日本外科感染症学会雑誌 第13巻2号に掲載いたしましたが、ホームページは両学会ともサマリーのみの掲載となります。
このガイドラインは会員以外への啓発目的のため、学会誌とは別に冊子を発刊いたしましたのでご案内いたします。
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最終更新日:2020年5月27日
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