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学術集会

第64回日本化学療法学会総会

抗微生物薬の創薬に係わる研究助成の決定について

第64回日本化学療法学会総会
会長 荒川創一(三田市民病院)

目的と概要

 耐性菌の出現、社会構造と医療の変化により、既存の薬剤や治療法では効果が乏しい感染症が増加していますが、残念ながら、わが国では、効果的な薬剤の開発に関し停滞していると言わざるを得ない状況です。第64回日本化学療法学会総会・学術集会では、新規抗微生物薬の開発・創薬に繋がる可能性や新たな感染症の治療法として、将来性の高い研究を見出し、日本の創薬力の向上や医療の発展に寄与することを目的に、それら研究を広く公募し、応募の中から最も優れた研究に対して、50万円を上限とする研究費を助成することとしました。

選考過程

 応募された演題の研究概要をもとに、本総会・学術集会のプログラム委員で構成する審査委員会で事前審査を行いました(一次審査)。17件の応募があり、うち5件を一次審査合格とし、第64回日本化学療法学会総会・学術集会にて、ポスター並びに口演発表をいただき、学会長が委託する審査員5名による二次審査を行ないました。その結果、下記の研究表題に対し研究助成を行うことに決定しました。

助成対象者

氏名 山崎 聖司
所属 大阪大学産業科学研究所 生体分子制御科学研究分野

研究表題

耐性菌異物排出ポンプに着目した新規治療薬の開発

助成金額

50万円

助成期間

2016年7月~2017年3月