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委員会報告・ガイドライン

委員会報告集

未承認薬検討委員会報告
高用量スルバクタムナトリウム・アンピシリンナトリウム部会
『スルバクタム/アンピシリンの1日用量に関するアンケート調査結果』

論文名

スルバクタム/アンピシリンの1日用量に関するアンケート調査結果

委員会

日本化学療法学会未承認薬検討委員会
高用量スルバクタムナトリウム・アンピシリンナトリウム部会

委員長・部会長
 三鴨 廣繁(愛知医科大学感染制御学)
委員
 門田 淳一(大分大学医学部総合内科学第二講座)
 竹末 芳生(兵庫医科大学感染制御学)
 柳原 克紀(長崎大学病院検査部)

序文

 日本化学療法学会では、諸外国で標準的に使用されているにもかかわらずわが国では未承認の抗微生物薬について検討を行い、必要性が高いと判断されたものについては医師主導臨床試験の実施も視野に入れ、早期承認のための努力を各方面に促すことを目的に、2009年に未承認薬検討委員会を発足させた。
 今回、本委員会が検討対象としたsulbactam/ampicillin(SBT/ABPC)は、わが国において1994年に承認され、現在も広く使用されているβ-ラクタマーゼ阻害薬配合ペニシリン系注射用抗菌薬で、肺炎、肺膿瘍および腹膜炎に対する承認用法・用量は1日6gを2回に分けて投与とされている。SBT/ABPCの諸外国における1日最大用量は、欧米だけではなく中国や韓国においても12gとされており、わが国における1日最大用量を増量する必要性および薬物動態学―薬力学(pharmacokinetics-pharmacodynamics;PK-PD)理論に基づく投与方法について検討する余地があると考えられた。そこで、本委員会ではSBT/ABPCの使用実態と実臨床の場におけるニーズを把握し、そのうえでSBT/ABPCの1日最大用量を12gとした場合のSBT/ABPCの高用量投与の臨床的な位置付けを検討することとした。

スルバクタム/アンピシリンの1日用量に関するアンケート調査結果(PDF 343KB)

日本化学療法学会雑誌 Vol. 59, 2011年6号(11月) p.634~641